未来の日常をつくる
新しいパッケージングとサービス

DIC株式会社主催

未来の日常をつくる
新しいパッケージングとサービス

  • 賞金総額
    270万円
  • 採用点数
    1
  • 提案〆切
    終了
主催
DIC株式会社 新事業統括本部
募集内容:
未来の日常をつくる、新しいパッケージングとサービス
・製品の外装・包装にこれまでとは異なる価値を与えるアイデア
・これまでになかった外装・包装サービス

求める要件:
・お客様に必要とされ喜ばれる理由に説得力ある論理や根拠があること
・未来の日常を実現する提案であること
・継続的な収益・購入者との関係維持が設計されていること

受賞後の扱い:
受賞コンセプトは、主催企業内での事業化をスタートします。

保有する知財や経営資源を含めた提案をする方へ

あなたが保有している知財や経営資源(サービス、設備、ノウハウ等)含めた提案を行う方は「提案する(知財や経営資源を含む)」ボタンをクリックしてください。
この場合には、応募規約に定める賞金授与による投稿コンセプトの知的財産権の移転とは別に、コンセプトの実現に必要な知財・経営資源の実施・使用の条件について、DIC株式会社と別途協議するものとします。
提案に含める知財・経営資源の内容については、コンセプトの提案フォームに記述する箇所を設けてありますので、そちらから詳細をご記入ください。

THEME
募集テーマ

未来の日常をつくる
新しいパッケージングとサービス

本プロジェクトは、DIC株式会社が主催する、3~10年後の社会が求める新しい価値を提供する、包装・外装に関するアイデア(サービスアイデア含む)を共創するプロジェクトです。DICは印刷インキ、有機燃料、PPSコンパウンドで世界トップシェアを誇るグローバルな化学メーカーです。

本プロジェクトで目指すこと

これまで私たちは、様々な包装素材を通して食品包装の多機能化(情報伝達機能、内容物保護、衝撃吸収)を実現してきました。これからは、モノづくり・モノ売りだけでなく、新しいパッケージング体験を実現するサービスも視野に入れて事業を創っていきたいと考えています。 これから3~10年で顕在化する価値観の変化、社会が抱える課題やニーズの変化を捉えて、社会に広く深く浸透して多様な人々の「くらし」をより快適にして彩るような、パッケージにまつわる新しい体験や、それを支えるサービスを提案してください。皆さんと共に考え、これから私たちが事業を進めていくときの指針としたいと考えています。
(※パッケージングは、製品の外装・包装のことを指します。製品を保護したり、消費者の購買意思決定を促す等があり、競合製品との差別化要素となっています。消費者へ情報を提供するスペースとしての役割も担い、ロジスティクスの効率化、省資源化においても貢献します。今回は従来の提供価値を超えた提案をお待ちしています)

なお現在は、各素材を印刷・加工メーカーに販売するというBtoBのビジネスのみ手掛けていますが、本プロジェクトでは、一般消費財メーカー(飲食料品、化粧品、その他)や、他業種と直接繋がることができる新しい構造のBtoBビジネスや、DICが直接消費者と接点を持ち製品やサービスを提供できるようなBtoC, DtoCビジネスも創出したいと考えています。パッケージとは無関係なメーカーやAmazon、Googleなどと提携するプランでも構いません。

3~10年先に顕在化する社会ニーズの例

今から近未来(3~10年後程度)におこる社会の動態を踏まえると、パッケージの常識も大きく変わることが想定されます。
例えば超高齢化社会や自動運転車のインフラ化、ドローンによる配達システムの完備などを想定したときに、どのようなパッケージが求められるのか、エンドユーザーの視点で、エンドユーザーが望むユーザー体験を顕在化・視覚化してください。そのため、現存しない技術コンセプトの提案を可とし、既存市場のみならず新市場向けも可とします。
また、データやデジタル技術を活用して、収集したデータをパッケージ素材の開発や販売に生かしたいと考えていますので、DXを取り入れた提案も歓迎します。

物流の省人化・標準化

倉庫ロボットや自動運転などの普及による省人化が進む。ラストワンマイルを担うドローン等の出現により、注文から配達までの間にパッケージに接する人が劇的に減る。パッケージのサイズや開け方などは輸送する手段によるところが大きく画一化が進む可能性。

ECのインフラ化

リモートワークの加速により、実店舗での購入は最低限に済まそうという動きや習慣が加速する。毎日のように宅配されるモノと、貯まるパッケージの抜け殻をどう処理するのかが問われる。

テクノロジーの進化

倉庫ロボットや自動運転車、ドローンのみならず、IoTや5Gなど様々なテクノロジーが進化し、新しいインフラとして定着していく。これらのテクノロジーを背景としたときに、パッケージのスタンダードも変わる。使い終わったら消えたり、パッケージごと食べられたり、これまでにないパッケージを考えたい。

食の衛生や未病

低い食料自給率だけでなく、生産環境への負荷、食料輸送や廃棄ロス、農薬使用、捕獲制約(生態系維持)などの課題に対して安心で持続可能な食糧調達が望まれる。栄養摂取の観点からは食の欧米化に伴う栄養バランスの悪化、摂食・嚥下障害に対して誰もが無理なく栄養素を必要なだけ取れるように。





DICとは?

―化学で彩りと快適を提案する― DICは印刷インキ、有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェアの化学メーカーです。1908年、印刷インキの製造と販売で創業し、その基礎素材である有機顔料、合成樹脂をベースとして、自動車、家電、食品、住宅などの様々な分野に事業を拡大。現在、世界の60を超える国と地域にグローバルに事業を展開しています。

DICのパッケージング素材の機能

情報伝達機能:インキ

パッケージに印刷するため、各種食品パッケージ用、フィルムやラベル、紙器・段ボール用、飲食品用金属容器に使うべく衛生性・耐水性を満たすインキ、セキュリティインキなど様々な技術があります。

内容物保護:接着剤・コート剤

水・湿気・光・熱から守る機能材料として、様々な接着剤やコート剤を保有しています。食品・飲料、日用品、医薬など様々な用途の包装品にバリア性なども付与する事ができます。

衝撃吸収:フィルム、容器用樹脂

DICは単体ではフィルム状にできない極めて薄い樹脂層を積層することで、耐熱性・ヒートシール性・剛性・柔軟性・耐寒性・イージーピール性など、様々な機能を1枚のフィルムに併せ持たせる事ができます。




期待する提案

基本的には先行開発としての側面を強く求めているため、3年先の未来よりも10年先の未来を見据えた提案を優先的にもとめています。 ただ、3年先程度の近未来に投入する事業プランも受け付けます。その場合にはビジネスモデル等の事業としての要件が具体的に煮詰められていて、しかるべき論理性を備えていることを求めます。

ニーズの根拠が明確

その商品やサービスを必要とする理由、お客様がお金を払う理由、この2つの問いに対して論理的な回答があること

未来の日常を提案

お客様の課題や未来のライフスタイルを踏まえた価値・体験を提供することで、これまでにない彩りや快適性を、暮らしに生む提案であること

継続的な収益・関係維持

継続的に収益を上げるか、購入者との関係を維持できるしくみが具体的かつ論理的に設計されていること

採用できない提案

1. 彩りと快適を提供していないもの
例:エンドユーザーの生活に新しい彩りや快適を直接 or 間接的に提供していないもの

2. 事業として持続的に利益をあげるために考えるべき項目を欠いた提案
例:誰が喜び、なぜお金を払うのか、その論理が明確でない提案
例:一過性の流行りで終わり、継続的に使いたくならない提案
例:技術的な実現可能性がまったく見えない提案

3. 従来のパッケージ用途の延長でしかない提案
 今の⾷料品のパッケージの延⻑は不要です。

審査の基準

ターゲットと
課題の設定

どのような人のどのような課題にアプローチしますか?それを解決する必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。

提供価値

どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える仮説がありますか?

実現方法

実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた製品提供のあり方を具体化してください。

競合優位性

これまでになく新しいことは前提として、課題に対する既存の解決策や既存の製品とくらべても大きな価値がありますか?

SCHEDULE
スケジュール

初期提案(任意)
2020/10/19(月) ~ 11/23(月)
募集テーマをよく読んで、中身を考え抜いたコンセプトを提案してください。企業からフィードバックをもらうにはこの期間内の提案が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

提案〆切
2020/12/20(日) 23:59
主催企業の目に留まるとフィードバックが届くので、それを参考に〆切までに提案のブラッシュアップをしてください。提案はこの期日まで受け付けています。

一次審査
2020/12/21(月) ~ 2/27(土)
主催企業による一次審査、及び知的財産権の調査を行い、5~10案のコンセプトに絞り込みます。審査通過者には事前に連絡を差し上げます。

改善
2021/2/28(日) ~ 6/20(日)
一次審査を通過したコンセプトの課題やソリューションの仮説検証を行います。また、Wemake上で一緒に改善を行うチームメンバーを募ることができます。

最終審査・結果発表
2021/6月下旬予定
最終審査では、改善したコンセプトを主催企業に対してプレゼンテーションをしていただきます。受賞したコンセプトは、主催企業にて事業化を目指して動き出します。

パッケージング&グラフィック事業企画部
鈴木 美慧

文章ベースでコンセプトが固まったら「見せ方」を作りこむ前にぜひ早期提案をご利用ください!
本プロジェクトでは早期提案のご利用を強く推奨いたします。
早期提案〆切までにご提案いただくと、
 ①有望なコンセプトにはプロジェクトメンバーから直接フィードバックをいたします。
 ②そのフィードバックをもとに募集期間中は、何度でもコンセプトの修正や別案の提案ができます。

もちろん、フィードバックをもとにコンセプトを改善いただいた方が、一次審査を通過する可能性が高まりますので、ぜひ早期提案を活用ください!(※ 1人あたりの提案数に上限はありません。)

PRIZE

最優秀賞
100万円

チームメンバーには
別途30万円(均等割)

優秀賞
60万円

チームメンバーには
別途20万円(均等割)

特別賞
30万円

チームメンバーには
別途10万円(均等割)


ファイナリスト
10万円

入賞者を除く
一次審査通過者

×2点(予定)

※ 上記3賞の受賞対象者が複数になる可能性もございます。
※ 該当作品なしとさせていただく場合がございます。

審査の基準

ターゲットと
課題の設定

どのような人のどのような課題にアプローチしますか?それを解決する必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。

提供価値

どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える仮説がありますか?

実現方法

実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた製品提供のあり方を具体化してください。

競合優位性

これまでになく新しいことは前提として、課題に対する既存の解決策や既存の製品とくらべても大きな価値がありますか?

MEMBER
メンバー紹介

  • 厳 潤太
    新事業統括本部
    リーダー
  • 鈴木 美慧
    パッケージング&グラフィック
    事業企画部
  • 木戸 義隆
    新事業統括本部
    プロジェクトマネジャー
  • 福田 吉成
    新事業統括本部
      ユニットリーダー

INFO
補足情報

コンセプトの早期提案について

コンセプトの画像は高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性が企業の期待するものと異なっているために審査対象に残らないコンセプトが数多くあります。
そのため視覚化は最低限にしておき、考え抜いたコンセプトを先に企業に提案することで、企業が興味を持つ方向性であるかを確認することを推奨しています。
早期提案をしていただいたコンセプトが、主催企業から有望なコンセプトと判断されると、主催企業のメンバーからフィードバックのメッセージが届くので、それを参考に提案〆切までにコンセプトのブラッシュアップをすることができます。
必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、募集テーマに沿った中身のある提案にはできるだけフィードバックをさせていただきます。

賞金及び決定プロセスについて

賞金
最優秀賞:100万円(1点):チームメンバーには別途30万円(均等割)
優秀賞:  60万円(1点):チームメンバーには別途20万円(均等割)
特別賞:  30万円(数点):チームメンバーには別途10万円(均等割)
ファイナリスト:10万円(1次審査を通過した全員に授与されます ※入賞3点は除く)

※ 特別賞の受賞件数は確定しておりません。
※ 「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
※ 賞金にかかる源泉税、復興特別所得税などの税金は主催企業が負担してお支払いします。

※ チームメンバーとは、コンセプト改善に進んだコンセプトに対して、参加申請を行い承認された方を指します。
※ 万が一、チームメンバーの資格を得たにもかかわらず、コンセプト改善活動に参加していないと主催メーカーが判断した場合には、分配金を受け取る資格を喪失するものとします。

応募規約(権利の扱い)

  • 本プロジェクトにおいて、利用規約に規定する条件から変更された条件について以下に記載しています。本プロジェクトにおいて、投稿していただく場合は、利用規約の内容、本プロジェクトの募集要項の内容及び本応募規約の内容にあらかじめ同意していただく必要があります。本件プロジェクトへのご応募に際しては、以下の内容を確認のうえ、承諾いただいたものとみなします。
  • 1)本件プロジェクトには、皆さん発案のオリジナルのコンセプトをもって応募しなければなりません。言い換えれば、皆さんは、第三者の所有権、並びに特許、実用新案、意匠、商標、及び著作権(著作権法第27条及び第28条規定の権利を含む)等(これらの権利を取得しまたは登録出願する権利を含む、以下総称して「知的財産権」という。)を侵害していないものを応募する義務を負います。この義務に違反した場合、皆さんは本応募規約に従って受領した移転・許諾等への対価、賞金、その他の一切の金銭的給付について、返還の義務を負うものとします。
  • 2)応募いただいたコンセプトと同一又は類似の企画、開発が、本件プロジェクトとは関係なく、プロジェクト主催企業または関係会社で応募時にすでに実施中、もしくは将来実施される場合があります。その過程で、プロジェクト主催企業にて製品化又は知的財産権を取得することがありますが、入賞されたものを除いては、何らの補償はいたしません。
  • 3)入賞したコンセプトに関して、皆さんが本件プロジェクトにおいて創作した知的財産権(第4項に定める認定知的財産権等は除きます。)はプロジェクト主催企業に移転及び帰属するものといたします。なお、当該権利の譲渡対価は、プロジェクトの募集要項に定めた賞金をもって充てるものとし、プロジェクト主催企業として、別途一切の金銭的給付(利用規約に定める販売益を含む)はいたしません。
  • 4)入賞したコンセプトに関して、応募時までに皆さんが既に取得していた知的財産権又は保有していた経営資源(サービス、設備、ノウハウ等を含む)であって事前にエイスが「認定知的財産権等」として認定した場合、皆さんはプロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定する第三者に対して、当該認定知的財産権等を帰属させ又は実施、利用若しくは使用許諾するものとします。また、実施、利用若しくは使用許諾をさせる際の実施料が有償の場合には、プロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業が指定する第三者が、他の第三者より有利に扱われるものとします。 また、応募の時点で株式会社エイスが認定しなかった知的財産権又は経営資源(皆さんが認定のための申告をしなかった知的財産権又は経営資源も含みます。)をコンセプトに利用又は使用し、当該コンセプトが入賞した場合は、無償で、非独占的にプロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定する第三者に対して実施、利用又は使用許諾されるものとします。 また、応募いただくコンセプトに知的財産権又は経営資源を含めるか否かの判断は皆さんの責任において行うものとします。応募いただくコンセプト及びその実現に関して不可欠となる知的財産権又は経営資源があり、それらの譲渡又は実施、利用若しくは使用許諾をプロジェクト主催企業に対して認めない場合には、そのコンセプトの応募はできないものとします。 上記認定は、皆さんの申告内容に応じて株式会社エイスがその裁量によって認定の可否を決定するものです。株式会社エイスは、上記認定の結果について何ら責任を負うものではなく、このことについて皆さんはあらかじめ同意するものとします。
  • 5)入賞コンセプト決定前の事前審査の段階で、プロジェクト主催企業が投稿コンセプトに関する知的財産権の取得を希望する場合があります。この場合、募集要項に定める特別賞に該当する賞金の支払いをもって、投稿コンセプトに関する知的財産権はプロジェクト主催企業に移転及び帰属するものとし、ユーザーはあらかじめこのことを承諾します。この場合、知的財産権は、ユーザーの新たな意思表示を必要とすることなく、プロジェクト主催企業に帰属します。ただし、この場合であっても、ユーザーが応募時点で既に保有していた知的財産権又は経営資源については、4)項の定めに従います。 なお、その後当該コンセプトの入賞が決定した場合、支払われた特別賞に該当する賞金は、募集要項に定める入賞の受賞金に充当されるものとします。
  • 6)皆さんにおかれては、入賞したコンセプトに関して著作者人格権又は実演家人格権を有する場合においても、プロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定する第三者に対して、これらを行使しないものとします。
  • 7) 本件プロジェクトに投稿されたコンセプトに関する情報は、本件プロジェクトの一次審査が完了するまで、Wemakeを除く不特定多数が閲覧可能なインターネット、SNSや紙面媒体等へ転載しないものとします。
  • 8)本件プロジェクトは、改善フェーズで終了するものとし、利用規約中の第1条及び第14条各項のプロダクトの開発及び販売にかかる部分、第19条、第20条、第21条第1項のプロダクトの製品化及び販売にかかる部分、及び第21条第2項ないし第3項、第23条第3項、並びにその他販売益の還元/収益の分配に関する規定、及び開発フェーズ以降(賞金に関する事項を除く)に関する規定は、本件プロジェクトには適用されないものとします。

ENTRY
提案

みなさまの提案をお待ちしております

審査基準をよく読んだうえで、以下の情報を準備し、Wemake上の投稿フォームからご提案ください。
・コンセプトの画像1~10枚程度(CG/写真/スケッチなど)
・コンセプトの説明(タイトル・課題や欲求・ソリューションと提供価値・詳細説明)

主催企業

DIC株式会社
DIC(ディーアイシー)は、印刷インキ、有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェアのグローバルな化学メーカーです。(旧社名:大日本インキ化学工業)

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