ペンで書いた点とデジタル情報を繋ぐ技術(mIDoT)の
活用アイデア
最優秀賞(商品化検討+100万円)
未公開
より確実で安全な整備・修繕・建築作業を実現するインパテ「mIPatE」
Kino
投稿者
fukumoto@nec
チームメンバー
slopetop
チームメンバー
monoe
チームメンバー
審査講評
実際の現場で起きている切実な課題を捉えていること、mIDoTを活用した解決策が現場の利用者・業務フロー・扱うモノ・情報と親和していること、というソリューションとしての最重要のポイントを最も満たしているビジネスコンセプトでした。また今回対象とした航空機だけでなく、同じ課題を持つ多業界への展開可能性が大きいことも高く評価しました。
優秀賞(商品化検討+50万円)
未公開
真贋判定を特徴とした美術品取引プラットフォーム
Hiroshi Yamagishi
投稿者
Keisuke Yasuda
チームメンバー
大久保亮介
チームメンバー
坂中雄紀
チームメンバー
横山 諒平
チームメンバー
審査講評
mIDoTを基盤技術として流通プラットフォームサービスを新たに展開するという、NEC内部からは出てこないスケールが大きくディスラプティブなコンセプトであることを高く評価しました。NEC自身がプラットフォーマーになれるのか、など実現のハードルが高く評価が分かれる部分もありましたが、トレーサビリティを「守り」でなく、流通の活性化という「攻め」に使う新規性は全員が高く評価しました。
優秀賞(商品化検討+50万円)
未公開
スタンプICレコーダー(録音データ検索用のインデックスを手軽に作成できるICレコーダー)
HORI
投稿者
fukumoto@nec
チームメンバー
水野俊佑
チームメンバー
審査講評
既存のボイスレコーダーの課題を見事に解決するだけでなく、ユーザーの操作を最小化し、1アクションで使える、使い勝手の優れたデバイスの形を提案いただきました。さらに、NECが事業を行う上で、文具に留まらず、救急隊員向けなど具体的な業務利用の場面を挙げ、その展開可能性を示してくれた点も高く評価しました。
総評
この度は、NEC主催「ペンで書いた点とデジタル情報を繋ぐ技術(mIDoT)の活用アイデア」の募集コンテストへ多数のご提案をいただきありがとうございました。mIDoTは一見分かりやすい技術ではありますが実現形態によって様々なメリット/デメリットが生じる複雑な題材だったと思います。これらを理解いただいた上で、ビジネスのアイデアの提案をいただくという難題にも関わらず、大変多くの優れた提案をいただけたことにプロジェクトメンバー一同感銘を受けました。
いただいたご提案は152件にものぼりました。ここから、プロジェクトメンバーにて評価を行い、10案のコンセプト提案を1次審査通過とし改善フェーズへと進めさせていただきました。改善フェーズでは、1か月弱の限られた期間の中で、投稿者、改善チームメンバー、弊社メンターの間で議論を重ね最終案を作成いただきました。提案時のアイデアを深く突き進めてビジネスアイデアに仕上げていただいたチームもいれば、途中でより重要な課題や別の解き方を見つけ大胆にピボットされたチームもいました。どのチームも開始時点から、見違えるレベルまで引き上げていただけました。
半日を使い事前の予備審査を行っていたにも関わらず、最終審査会ではいずれの発表も素晴らしく、審査員の議論が白熱し審査時間を超過してしまう場面もありました。このようにして、課題の切実さ/解決策の総合的な適合性/mIDoTであることの必然性/ビジネスモデルの実現可能性/市場性/新規性の6つの評価観点に基づいて、3件の受賞コンセプトを選定させていただきました。
今後、受賞コンセプトをさらにブラッシュアップし、事業化の可能性を検討していきたいと思っております。本プロジェクトは一旦これで終了となりますが、今回皆様からいただきました沢山の想いを形にし、mIDoT技術が今後社会や皆さんの生活のどこかで使われるよう一同邁進してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。