このプロジェクトをはじめるきっかけになったのは、社内のディスカッションでの何気ない問いかけからでした。それは「どうすればユーザ課題の本質に迫った事業アイディアが生み出せるのか」というものです。様々な調査資料を購入したり、インタビューで専門家やユーザ候補の方にお話を聞いたりというプロセスはこれまでもくり返し行ってきました。しかし、ユーザの課題を手触り感を持って理解する、腹落ちするまで深く理解するという経験はできていませんでした。Wemakeのサービス説明を聞いた時に「このサービスならユーザ自身に自らの課題を言語化してもらい、ユーザの課題の真に迫ったソリューション検討ができるのではないか」と気づきを得ました。実際に取り組むことになり、社内にはない知見・経験を持つ方々と活発な議論を通じて、その気づきはすばらしい最終提案として結実しました。弊社にとって、大変貴重な事業検討の方法論を見出すことができたと思います。次のステップでは、今回ご提案いただいた内容をいかに形のある事業にしていくかという点にフォーカスを当てて邁進していく所存です。ご協力をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。