研究者の困りごとを解決して
QOLを高めるサービスアイデア

アズワン株式会社主催

未来をつくる“研究に携わる人”の
QOLを高めるサービスアイデア

  • 賞金総額
    200万円
  • 採用点数
    4
  • 提案〆切
    終了
主催:
アズワン株式会社経営企画部オープンイノベーショングループ
募集内容:
未来をつくる“研究に携わる人”のQOLを高めるサービスアイデア
求めること:
・研究者の“研究資金不足の解消、研究の効率化”を実現するサービス
・アナログな環境を変える「自動化、AI、IoT、遠隔技術」を活用した研究・実験環境のデザイン
・当社アセットを活用して、研究者を取り巻く課題を解決するサービス
受賞後の扱い:
受賞提案は2021年4月から需要価値検証を行い、その結果を踏まえ最短で事業化し、2025年3月迄にはある程度の売上見込みをたてられる事業に仕立てる予定です

経営企画部
オープンイノベーショングループ グループ長
吉澤 智明

当社は、研究者ひとり一人に寄り添い、「十分に研究に専念できる環境」を提供するため、新たなサービス開発を検討しています。現在は、カタログ媒体や販売店を通して間接的にしか研究者と接すことができないため、研究者の当事者様や、その周囲の皆様によるリアルな課題を捉えたご提案を募ることにいたしました。
よって、まず一番は、「研究者、または研究機関や企業がお金を出してまで解決したい課題」であるか、という点を重視したいと考えております。研究者の身の回りの課題を解決するサービスのアイデアをお待ちしています!

保有する知財や経営資源を含めた提案をする方へ

あなたが保有している知財や経営資源(サービス、設備、ノウハウ等)含めた提案を行う方は「提案する(知財や経営資源を含む)」ボタンをクリックしてください。
この場合には、応募規約に定める賞金授与による投稿コンセプトの知的財産権の移転とは別に、コンセプトの実現に必要な知財・経営資源の実施・使用の条件について、アズワン株式会社と別途協議するものとします。
提案に含める知財・経営資源の内容については、コンセプトの提案フォームに記述する箇所を設けてありますので、そちらから詳細をご記入ください。

THEME
募集テーマ

未来をつくる“研究に携わる人”の
QOLを高めるサービスアイデア

このプロジェクトは、アズワン(分厚いカタログでおなじみの創業80年を超える理化学機器の専門商社)が実施する「研究者の課題を全方位的に解決し、QOLを高めるサービスアイデア」を募集するプロジェクトです。

本プロジェクトへ投稿する際のお願い

研究者がすばらしい研究成果を導き出すための、十分な研究環境づくりをご支援するべく、本プロジェクトでは、研究者の現場における課題やニーズにしっかりフィットした提案を求めています。
そのため、①現在、大学・研究機関・メーカー内の研究所等で働く当事者の皆様、②ご経験者様、③ご家族・ご友人など、研究者の声を得る手段を持つ皆様からの提案を歓迎いたします。なお、①〜③に当てはまらない方でご提案をご希望される際は必ず、アズワン担当者の説明会動画 のご視聴をお願いいたします。

大学で研究されている方

研究所、研究機関で研究されている方

民間企業の研究開発部門で研究されている方

問題意識

アズワンが対峙する研究・開発分野では「人材不足、研究資金不足、時間不足」により研究者が成果を出しづらいという課題を抱えています。
その背景には、①研究者自体が足りていない、②研究以外の業務で時間が圧迫されている上に、③業務効率化を促すデジタル化が進んでいないという点があげられる、という仮説を立てています。
そのような状況から、純粋な研究にあてられる時間を確保できずに成果が出づらい、また、研究時間の捻出のために、長時間の残業など暮らしに良くない影響が及ぼされているケースがあるようです。このような研究環境が十分でない状況に問題意識を感じています。

研究者の身の回りの課題例

※以下は一例でありこの限りではありませんので、参考にしながら自由にご提案ください。 アズワン担当者の動画では、他にも様々な課題例をご説明しています。

他者の知見を得たいが情報管理が厳しく繋がりもない

忙殺されており、研究のための発想の時間がもてない

研究室にお金がなく十分な実験ができない

アズワンが目指していること

アズワンは、大学の研究室、研究機関、民間メーカーの研究室等にカタログをお届けし、研究者の「これが欲しい!」にお応えするニッチトップの理化学機器の専門商社です。
カタログに加えEコマースでは “研究で必要なすべてのもの”が揃う、420万点以上の豊富な品揃えがあり、加えて、日本全国11000拠点の販売店を通して、ビーカー1個からでもすぐにお手元に届く、物流とサービスのきめ細やかさが特徴です。

これまではカタログ×Eコマースを通して研究者に「物品購入」という提供価値をお届けしていましたが、今後は、「実験」「IT・デスクワーク」「事務管理」「人・コミュニケーション」「その他、健康等の暮らし」領域に関する価値もお届けし、研究者が徹底的に研究に専念できる環境をサポートしたいと考えています。
このプロジェクトでは、研究者の身の回りの全方位的な課題を解決し、研究者がより研究に集中できる環境づくりを通して、実験成果に貢献するサービス案を募集します。

アズワンが提供できるもの

全国の研究・医療機関
への販売ネットワーク

約20万部のカタログ配布、全国4000社を超える販売店網

実験機器、医療機器
業界最大級の品揃え

国内外3600社を超えるサプライヤー、約420万点の商品を取扱い

当日出荷/翌日配送の
多品種少量に対応する物流網

東京、大阪、九州の物流センターを活用した全国配送

求める提案の切り口
(一例で制限するものではありません)

研究者の身の回りの業務全般で貢献できるようなサービスのご提案を求めています。

① 研究者の“研究資金不足の解消、研究の効率化”を実現するサービス

② アナログな環境を変える「自動化、AI、IoT、遠隔技術」を活用した研究・実験環境のデザイン

③ アセットを活用して、研究者を取り巻く課題を解決するサービス

期待する提案

研究者のQOLが高まること

お金を払ってでも解決したい課題

当社が手がける意義があること

具体性の高い提案

ベターな提案

・AI、IoT等のテクノロジーを活用した課題解決の方法であること
(例:手作業/アナログなものを、自動化/デジタル化することにより潜在的な課題を解決できる案)

・広い研究分野、ユーザー範囲をカバーできるサービスであること
(業種:アカデミア/民間、職種:研究開発/品質管理/検査分析など出来るだけ汎用性が高いもの)
※難しい場合は、明確なユーザーターゲットを提示。(例:アカデミアの理系学生をターゲットにした○○サービス)

不採用となる企画

単純な新商品提案
例)○○の作業を効率化する為の実験器具(こんな分析機器があったらいい。など)
ただし、汎用性が高く画期的な商品、もしくは新商品開発につながる要望・ニーズを収集するサービスであれば可。
研究者の利用・参加動機が不明瞭なもの
例)遊休機器シェアリングで、遊休機器を提供する側の参加動機が不明、研究情報のQ&Aサービスで、質問に対して回答をする側の参加動機が不明、研究者マッチングで、WEB上に提供情報を開示する側の参加動機が不明など。

SCHEDULE
スケジュール

初期提案(任意)
2020/10/15(木) ~ 11/15(日)
募集テーマをよく読んで、中身を考え抜いたコンセプトを提案してください。企業からフィードバックをもらうにはこの期間内の提案が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

提案〆切
2020/12/20(日) 23:59
主催企業の目に留まるとフィードバックが届くので、それを参考に〆切までに提案のブラッシュアップをしてください。提案はこの期日まで受け付けています。

一次審査
2020/12/21(月) ~ 2/8(月)
主催企業による一次審査、及び知的財産権の調査を行い、5~10案のコンセプトに絞り込みます。審査通過者には事前に連絡を差し上げます。

改善
2021/2/9(火) ~ 3/21(日)
一次審査を通過したコンセプトの課題やソリューションの仮説検証を行います。また、Wemake上で一緒に改善を行うチームメンバーを募ることができます。

最終審査・結果発表
2021/3月下旬予定
最終審査では、改善したコンセプトを主催企業に対してプレゼンテーションをしていただきます。受賞したコンセプトは、主催企業にて事業化を目指して動き出します。

経営企画部 オープンイノベーショングループ
グループ長 吉澤 智明

文章ベースでコンセプトが固まったら「見せ方」を作りこむ前に私たちに提案してみてください!
フィードバックをもとに何度も改善したコンセプトのほうが、審査を通過する確率は高まりますので、ぜひ早めにご提案ください!(※ 1人あたりの提案数に上限はありません。すべての案に目を通しますが、必ずフィードバックをさせていただく訳ではございません)

追加情報【重要】
たくさんのご提案ありがとうございます。
頂いたアイデアで、以下気になった点をお伝えします。

1.研究者の課題を捉えていない提案。
→今回は、“いかに研究者の課題を捉えているか”を重視しています。
その観点が抜けてしまうと、提案の良し悪しの判断がしづらくなります。

2.研究者がそのサービスを活用する明確なイメージがない提案。
→研究者のQOLが高まる理由を明確にご説明ください。
ご友人やお近くの研究者に、ヒアリング頂いた上でご提案いただくと、 実際にサービスの導入イメージがつくと考えています。

3.単体の商品提案。
→今回、不採用となる提案です。ただし、汎用性が高く画期的な商品、 もしくは新商品開発につながる要望・ニーズを収集するサービスであれば採用の可能性はあります。

4.アズワンが取り組む意義が薄いもの。
→アズワンは研究・産業・医療分野の総合商社で、その主力商品は消耗品です。
高度な研究機器の取り扱いはしておりませんのでご注意ください。 既存の販売ルートを活用するなど、アセットを活用できていると具体的な導入イメージがつきやすいです。

5.あったらいいなで終わっているもの。
→課題解決手段は可能な限り、具体的に記述ください。

6.参加動機が不透明なマッチングサービス。
→例:遊休機器シェアリングで、遊休機器を提供する側の参加動機が不明、研究情報のQ&Aサービスで、質問に対して回答をする側の参加動機が不明、研究者マッチングで、WEB上に提供情報を開示する側の参加動機が不明など。
→利用動機、参加動機が不明瞭ではサービスは成り立ちませんので、採用できなくなってしまいます。

投稿する際には、上記の視点を意識してください。 既に投稿されているコンセプトにて、上記の視点が抜けているために良し悪しの判断しづらいものがあります。みなさんと良いサービスを作りたいと考えていますので、よろしくお願い致します。

PRIZE

最優秀賞
100万円

チームメンバーには
別途30万円(均等割)

優秀賞
50万円

チームメンバーには
別途20万円(均等割)

特別賞
30万円

チームメンバーには
別途10万円(均等割)


ファイナリスト
10万円

入賞者を除く
一次審査通過者

×2点(予定)

※ 上記3賞の受賞対象者が複数になる可能性もございます。
※ 該当作品なしとさせていただく場合がございます。

審査の基準

問題や欲求の設定

どのような人のどのような問題や欲求にアプローチしますか?それを解決したり、満たす必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。

提供価値

どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える客観性がありますか?

実現方法

社会実装に向けて、実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた商品・サービス提供のあり方を具体化してください。

競合優位性

既存の商品やサービス、問題に対する既存の解決策とくらべても大きな価値がありますか?

MEMBER
メンバー紹介

  • 吉澤 智明
    経営企画部
    オープンイノベーショングループ
  • 田井 聡美
    経営企画部
    オープンイノベーショングループ
  • 小寺 淳
    経営企画部
    経営企画グループ

INFO
補足情報

コンセプトの早期提案について

コンセプトの画像は高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性が企業の期待するものと異なっているために審査対象に残らないコンセプトが数多くあります。
そのため視覚化は最低限にしておき、考え抜いたコンセプトを先に企業に提案することで、企業が興味を持つ方向性であるかを確認することを推奨しています。
早期提案をしていただいたコンセプトが、主催企業から有望なコンセプトと判断されると、主催企業のメンバーからフィードバックのメッセージが届くので、それを参考に提案〆切までにコンセプトのブラッシュアップをすることができます。
必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、募集テーマに沿った中身のある提案にはできるだけフィードバックをさせていただきます。

賞金及び決定プロセスについて

賞金
最優秀賞:100万円(1点):チームメンバーにはチーム全体で賞金30万円を分配(均等割)
優秀賞: 50万円(1点):チームメンバーにはチーム全体で20万円を分配(均等割)
特別賞:  30万円(1点):チームメンバーにはチーム全体で賞金10万円を分配(均等割)

※ 「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
※ 賞金にかかる源泉税、復興特別所得税などの税金は投稿者のご負担になります。

※ チームメンバーとは、コンセプト改善に進んだコンセプトに対して、参加申請を行い承認された方を指します。
※ 万が一、チームメンバーの資格を得たにもかかわらず、コンセプト改善活動に参加していないと主催企業が判断した場合には、分配金を受け取る資格を喪失するものとします。

応募規約(権利の扱い)

  • 本プロジェクトにおいて、利用規約に規定する条件から変更された条件について以下に記載しています。本プロジェクトにおいて、投稿していただく場合は、利用規約の内容、本プロジェクトの募集要項の内容及び本応募規約の内容にあらかじめ同意していただく必要があります。
  • 皆さん発案のオリジナルのコンセプト、言い換えれば、第三者の所有権、特許、実用 新 案、意匠、商標、著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条所定の権利を含む)等の知的 財産権(これらの権利を取得しまたは登録出願する権利を含む)を侵害していないもの を応募して下さい。
  • 応募いただいたコンセプトと同一又は類似の企画、開発がプロジェクト主催企業または 関係会社で応募時にすでに実施中の場合があります。その過程で、プロジェクト主催企 業にて製品化又は知的財産権を取得することがありますが、入賞されたものを除いて は、何らの補償はいたしません。
  • 入賞したコンセプトに関して、応募時以降にこれに関して皆さんが取得した知的財産権 は当社に移転及び帰属するものといたします。なお、当該権利の譲渡対価は、プロジェ クトの募集要項に定めた賞金をもって充てるものとし、プロジェクト主催企業として、 別途一切の金銭的給付(利用規約に定める販売益を含む)はいたしません。
  • 入賞したコンセプトに関して、応募時までに皆さんが既に取得していた知的財産権又は 保有していた経営資源(サービス、設備、ノウハウ等を含む)であって事前にエイスが 「認定知的財産権等」として認定した場合、当該認定知的財産権等の実施・使用をプロ ジェクト主催企業が希望する場合、当該実施・使用の条件について、プロジェクト主催 企業と協議していただきます。また、応募の時点で株式会社エイスが認定しなかった知 的財産権又は経営資源をコンセプトに利用又は使用し、当該コンセプトが入賞した場 合は、非独占的に当社に対して利用又は使用許諾されるものとします。
  • 入賞コンセプト決定前の事前審査の段階で、プロジェクト主催企業が投稿コンセプトに 関する知的財産権の取得を希望する場合があります。この場合における知的財産権を 受ける権利をプロジェクト主催企業に帰属させることの対価については、当該コンセ プトの入賞が決定した場合、募集要項に定める受賞金をもって充てるものとしますが、 当該コンセプトの入賞が決定しなかった場合、募集要項に定める特別賞を上限として、 プロジェクト主催企業が別途皆さんのうち対象となったユーザーと合意する対価の支 払いをもって、投稿コンテンツに関する特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権 法第 27 条及び第 28 条所定の権利を含む)等の知的財産権はプロジェクト主催企業に 移転及び帰属するものとし、ユーザーはあらかじめこのことを承諾します。この場合、 知的財産権は、ユーザーの新たな意思表示を必要とすることなく、プロジェクト主催企 業に帰属します。ただし、この場合であっても、ユーザーが応募時点で既に保有してい た知的財産権又は経営資源については、前項の定めに従います。
  • 皆さま発案のコンセプトに対し、オリジナルではない又は前述の知的財産権等の侵害が 発覚した場合、受賞結果発表後であっても、賞金の返還を求めさせていただきます。
  • 皆さんにおかれては、応募いただいたコンセプトに関して著作者人格権又は実演家人格 権を有する場合においても、プロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定 する第三者に対して、これらを行使しないようお願いします。
  • 本件プロジェクトは、改善フェーズで終了するものとし、利用規約中の第 1 条の一部、 第 14 条第 1 項の一部、第 21 条第 1 項の一部、第 23 条第 3 項の一部、第 14 条第 7 項、 第21条第3項その他の販売益の還元/収益の分配に関する規定および第14条第3項、 第 19 条、第 20 条その他の開発フェーズ以降(賞金に関する事項を除く)に関する規 定は、本件プロジェクトには適用されないものとします。

ENTRY
提案

みなさまの提案をお待ちしております

審査基準をよく読んだうえで、以下の情報を準備し、Wemake上の投稿フォームからご提案ください。
・コンセプトの画像1~10枚程度(CG/写真/スケッチなど)
・コンセプトの説明(タイトル・課題や欲求・ソリューションと提供価値・詳細説明)

主催企業

アズワン株式会社
アズワンは先進的な商品・情報ネットワーク・ロジスティクスで創造的な価値を生み出す研究・産業・医療分野の総合商社です。研究実験・医療に必要なあらゆる商品をご提供できるよう、取扱い商品点数を400万点に拡充するだけでなく、研究者の身の回りの雑務や実験の手間を削減し、研究者がより研究に集中できる環境、実験成果に貢献するサービス提供に取り組んでいきます。

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