5~10年後の社会が求める
くらしに関するサービスデザイン
5~10年後の社会が求める、
くらしに関するサービスのデザイン
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賞金総額
800万円 -
採用点数
5案 -
提案〆切
終了
- 主催:
- SDL Project
- 募集内容:
-
5~10年後の未来に顕在化している社会ニーズに対するソリューションや、社会の必須インフラとなるようなサービスや包括的なシステム
※ 製品単体のアイデアは募集しません
- 求める要件:
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・5~10年後の社会ニーズを捉えた企画であること
・一度使うと止めにくくなるような、使うほどに利用者にとっての価値が高まる仕組みが設計されていること
・時間とともに、広く深く社会に浸透していく仕組みが設計されていること
・誰のどんな課題をどう解決するかについて、説得力のある論理や根拠があること
- 受賞後の扱い:
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受賞コンセプトは、主催企業内での事業化を視野に入れた研究開発に利用されます。
保有する知財や経営資源を含めた提案をする方へ
あなたが保有している知財や経営資源(サービス、設備、ノウハウ等)含めた提案を行う方は「提案する(知財や経営資源を含む)」ボタンをクリックしてください。
この場合には、応募規約に定める賞金授与による投稿コンセプトの知的財産権の移転とは別に、コンセプトの実現に必要な知財・経営資源の実施・使用の条件について、SDL Projectと別途協議するものとします。
提案に含める知財・経営資源の内容については、コンセプトの提案フォームに記述する箇所を設けてありますので、そちらから詳細をご記入ください。
THEME
募集テーマ
5~10年後の社会が求める、
くらしに関するサービスのデザイン
このプロジェクトは、国内では最大手の1つである総合家電メーカーが実施する、5~10年先の近未来の社会において"無くてはならないインフラとなるようなサービスやシステム"を創出するプロジェクトです。
なお、本プロジェクトでは、説明会にご参加いただいた方に対してのみ、①社名および部署の公開、②問題意識についての掘り下げた説明 ③質疑応答が行われますので、説明会にご参加いただくことを強く推奨いたします。 なお説明会の前にあらかじめ質問を募集し、多くいただいた質問や重要度の高い質問に対して、説明会の当日にご回答いたしますので、下記ボタンから質問をお寄せください!
問題意識
私たちはこれまで、家電のみならず、家そのものを構成する電材・部材・設備や、自動車関連部品など幅広い製品を提供してきました。
これからはただのモノづくり・モノ売りから脱却し、皆さんのくらしに寄り添い、日々のくらしの中で、お役立ちできる企業になりたいと考えています。
ここでいう「くらし」とは「家」を指すものではなく、人が日々過ごしている「あらゆる時間」を指します。
そして、その「あらゆる時間」の質を向上させるために、お客様1人1人がどういう状態で何を求めているかを理解し、その時の様々なニーズに柔軟に寄り添い、応え続けることができるサービスや製品を提供していきたいと考えています。
本プロジェクトで目指すこと
本プロジェクトでは5~10年先の未来で顕在化する社会課題や社会ニーズに対するソリューションを皆さんと共に考え、これから私たちが事業や研究を進めていくときの重要な指針としたいと考えています。
これから5~10年で起こる価値観の変化、社会が抱える課題やニーズの変化を捉えて、社会に広く深く浸透して多様な人々の「くらし」をより良くしたり、「くらし」を支えるようなサービスやシステムを提案してください。
もちろん、「問題意識」で述べたように、お客様が暮らしのなかで使っていくうちに、使えば使うほどに自分にフィットして「くらし」の質が高まっていくような、お客様と共に進化するサービス・製品群のご提案が望ましいです。
また、製品ごとに縦割りとなった従来の家電を多機能化させてできることを増やしただけの、お客様に機能を押しつけるだけにすぎないような提案は求めていません。
単体の製品アイデアではなく、システム・サービスとして環境や他のものと有機的に連携するような、ゲームチェンジャー的な事業企画を求めます。
5~10年先に顕在化する社会課題の例
少子高齢化
働き手が支えるべき相手が増え、国内経済は全体的に縮退するリスクが高まる。労働生産性を改善し、子育て支援、高齢者/障害者の社会参画支援など対策が望まれる。
人生100年時代
長寿命化が進むにつれ、如何に最期まで健康を全うできるかが重要になってくる。保険・医療費補助に頼ることなく、健康で充実した長寿命を全うできることが望まれる。
都市化
利便性が高い都市部への人口流入とともに、都市インフラが限界に達してしまう。止まらない一極集中/都市化の流れを解決できる都市基盤の整備が望まれる。
過疎化
住民減少により生活交通インフラ、地域経済/コミュニティの維持が難しくなってくる。農林水産業の衰退にもつながり、過疎地域の住民のくらしを魅力的にすることが望まれる。
食料安全保障
低い食料自給率だけでなく、特に肉類に対する生産環境負荷、食料輸送や廃棄ロス、農薬使用、捕獲制約(生態系維持)などの課題がある。安心でき持続可能な食糧調達が望まれる。
栄養摂取
食の欧米化に伴う栄養バランスの悪化、摂食障害、嚥下障害など課題がある。誰もが無理なく、必要な栄養素を必要な量だけ取れることが望ましい。
期待する提案
近未来の社会課題解決
5~10年先の社会において顕在化する社会課題やニーズを解決するような提案であること
継続利用されること
お客様が使えば使うほどに価値が高まり、一度使うと止めにくくなるような仕組みが設計されていること
成長力があること
マネタイズ力ではなく、時間とともに広く深く社会に浸透していく仕組みが設計されていること
説得力があること
誰のどんな課題をどう解決するかについて、今の常識を覆すユニークなアイデアでかつ説得力のある論理や根拠があること
採用できない提案
1. システムとして実空間とサイバー空間(コンピュータ上の仮想的空間)とを融合させていない提案
2. お金を払ってでも、その商品・サービスが欲しくなる十分な動機がない提案
例:誰が喜び、なぜお金を払うのか、その論理が明確でない提案
例:一過性の流行りで終わり、継続的に使いたくならない提案
3. プロジェクト主催企業が事業化する場合の優位性が低い提案
例:病院内の医療機器、医療行為に深く関わる提案
(家庭で行われる健康増進の範疇であれば問題ありません)
審査の基準
ターゲットと
課題の設定
どのような人のどのような課題にアプローチしますか?それを解決する必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。
提供価値
どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える仮説がありますか?
実現方法
実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた製品提供のあり方を具体化してください。
競合優位性
これまでになく新しいことは前提として、課題に対する既存の解決策や既存の製品とくらべても大きな価値がありますか?
Q&A
サービスのデザインとあるが、何らかのデバイス(ハードウェア)と連携したものである必要はあるか?
例えばスマホアプリだけで全体のシステムが閉じているようなサービスは求めておりません。ユーザーからはアプリだけしか見えていなくても、そのシステムにクラウドや他のデバイスが絡んで全体システムを構成しているような提案であれば問題ありません。つまり、単体で動くゲームのような提案はNGですが、タクシー配車アプリのような提案はOKです。
総合家電メーカーもある種のプラットフォーマーですが、googleやAmazon等と棲み分けを意識したほうが良いでしょうか?
我々は総合家電メーカーですが、募集要項を満たすのであれば、特に意識せずとも構いません。
SCHEDULE
スケジュール
初期提案(任意)
2019/5/28(火) ~
6/30(日)
募集テーマをよく読んで、中身を考え抜いたコンセプトを提案してください。企業からフィードバックをもらうにはこの期間内の提案が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。
提案〆切
2019/7/28(日) 23:59
主催企業の目に留まるとフィードバックが届くので、それを参考に〆切までに提案のブラッシュアップをしてください。提案はこの期日まで受け付けています。
一次審査
2019/7/29(月) ~
8/19(月)
主催企業による一次審査、及び知的財産権の調査を行い、5~10案のコンセプトに絞り込みます。審査通過者には事前に連絡を差し上げます。
改善
2019/8/20(火) ~
9/15(日)
一次審査を通過したコンセプトの課題やソリューションの仮説検証を行います。また、Wemake上で一緒に改善を行うチームメンバーを募ることができます。
最終審査・結果発表
2019/12月下旬予定
最終審査では、改善したコンセプトを主催企業に対してプレゼンテーションをしていただきます。受賞したコンセプトは、主催企業にて事業化を目指して動き出します。
Wemake運営
山田 歩
文章ベースでコンセプトが固まったら「見せ方」を作りこむ前にぜひ初期提案をご利用ください!
本プロジェクトでは初期提案のご利用を強く推奨いたします。
初期提案〆切までにご提案いただくと、
①有望なコンセプトにはプロジェクトメンバーから直接フィードバックをいたします。
②そのフィードバックをもとに募集期間中は、何度でもコンセプトの修正や別案の提案ができます。
もちろん、フィードバックをもとにコンセプトを改善いただいた方が、一次審査を通過する可能性が高まりますので、ぜひ早期提案を活用ください!(※ 1人あたりの提案数に上限はありません。)
PRIZE
賞
最優秀賞
300万円
チームメンバーには
賞金の20%を分配(均等割)
優秀賞
200万円
チームメンバーには
賞金の20%を分配(均等割)
特別賞
100万円
チームメンバーには
賞金の20%を分配(均等割)
※ 最優秀賞と優秀賞は1点ずつ、特別賞は最大3点の選抜を想定しております。
※ いずれの賞も1案以上採択するつもりで想定しておりますが、最悪の場合は該当作品なしとさせていただく場合もございます。
※ 本プロジェクトでは最終審査結果の公表は12月末を予定しております。
INFO
補足情報
コンセプトの初期提案について
コンセプトの画像は高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性が企業の期待するものと異なっているために審査対象に残らないコンセプトが数多くあります。
そのため視覚化は最低限にしておき、考え抜いたコンセプトを先に企業に提案することで、企業が興味を持つ方向性であるかを確認することを推奨しています。
初期提案をしていただいたコンセプトが、主催企業の目に留まるとフィードバックのメッセージが届くので、それを参考に提案〆切までにコンセプトのブラッシュアップをすることができます。
必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、募集テーマに沿った中身のある提案にはできるだけフィードバックをさせていただきます。
賞金及び決定プロセスについて
賞金
最優秀賞:300万円(0~1点):チームメンバーには賞金の20%を分配(均等割)
優秀賞: 200万円(0~1点):チームメンバーには賞金の20%を分配(均等割)
特別賞: 100万円(数点):チームメンバーには賞金の20%を分配(均等割)
※ 特別賞の受賞件数は確定しておりません。
※ 「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
※ 賞金にかかる源泉税、復興特別所得税などの税金は投稿者のご負担になります。
※ チームメンバーとは、コンセプト改善に進んだコンセプトに対して、参加申請を行い承認された方を指します。
※ 万が一、チームメンバーの資格を得たにもかかわらず、コンセプト改善活動に参加していないと主催メーカーが判断した場合には、分配金を受け取る資格を喪失するものとします。
応募規約(権利の扱い)
本件プロジェクトへのご応募に際しては、以下の内容を確認のうえ、承諾いただいたものとみなします。
1)本件プロジェクトには、皆さん発案のオリジナルのコンセプトをもって応募しなければなりません。言い換えれば、皆さんは、第三者の所有権、並びに特許、実用新案、意匠、商標、及び著作権(著作権法第27条及び第28条規定の権利を含む)等(これらの権利を取得しまたは登録出願する権利を含む、以下総称して「知的財産権」という。)を侵害していないものを応募する義務を負います。この義務に違反した場合、皆さんは本応募規約に従って受領した移転・許諾等への対価、賞金、その他の一切の金銭的給付について、返還の義務を負うものとします。
2)応募いただいたコンセプトと同一又は類似の企画、開発が、本件プロジェクトとは関係なく、プロジェクト主催企業または関係会社で応募時にすでに実施中、もしくは将来実施される場合があります。その過程で、プロジェクト主催企業にて製品化又は知的財産権を取得することがありますが、入賞されたものを除いては、何らの補償はいたしません。
3)入賞したコンセプトに関して、皆さんが本件プロジェクトにおいて創作した知的財産権(第4項に定める認定知的財産権等は除きます。)はプロジェクト主催企業に移転及び帰属するものといたします。なお、当該権利の譲渡対価は、プロジェクトの募集要項に定めた賞金をもって充てるものとし、プロジェクト主催企業として、別途一切の金銭的給付(利用規約に定める販売益を含む)はいたしません。
4)入賞したコンセプトに関して、応募時までに皆さんが既に取得していた知的財産権又は保有していた経営資源(サービス、設備、ノウハウ等を含む)であって事前にエイスが「認定知的財産権等」として認定した場合、皆さんはプロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定する第三者に対して、当該認定知的財産権等を帰属させ又は実施、利用若しくは使用許諾するものとします。また、実施、利用若しくは使用許諾をさせる際の実施料が有償の場合には、プロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業が指定する第三者が、他の第三者より有利に扱われるものとします。 また、応募の時点で株式会社エイスが認定しなかった知的財産権又は経営資源(皆さんが認定のための申告をしなかった知的財産権又は経営資源も含みます。)をコンセプトに利用又は使用し、当該コンセプトが入賞した場合は、無償で、非独占的にプロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定する第三者に対して実施、利用又は使用許諾されるものとします。 また、応募いただくコンセプトに知的財産権又は経営資源を含めるか否かの判断は皆さんの責任において行うものとします。応募いただくコンセプト及びその実現に関して不可欠となる知的財産権又は経営資源があり、それらの譲渡又は実施、利用若しくは使用許諾をプロジェクト主催企業に対して認めない場合には、そのコンセプトの応募はできないものとします。 上記認定は、皆さんの申告内容に応じて株式会社エイスがその裁量によって認定の可否を決定するものです。株式会社エイスは、上記認定の結果について何ら責任を負うものではなく、このことについて皆さんはあらかじめ同意するものとします。
5)入賞コンセプト決定前の事前審査の段階で、プロジェクト主催企業が投稿コンセプトに関する知的財産権の取得を希望する場合があります。この場合、募集要項に定める特別賞に該当する賞金の支払いをもって、投稿コンセプトに関する知的財産権はプロジェクト主催企業に移転及び帰属するものとし、ユーザーはあらかじめこのことを承諾します。この場合、知的財産権は、ユーザーの新たな意思表示を必要とすることなく、プロジェクト主催企業に帰属します。ただし、この場合であっても、ユーザーが応募時点で既に保有していた知的財産権又は経営資源については、4)項の定めに従います。 なお、その後当該コンセプトの入賞が決定した場合、支払われた特別賞に該当する賞金は、募集要項に定める入賞の受賞金に充当されるものとします。
6)皆さんにおかれては、入賞したコンセプトに関して著作者人格権又は実演家人格権を有する場合においても、プロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業の指定する第三者に対して、これらを行使しないものとします。
7) 本件プロジェクトに投稿されたコンセプトに関する情報は、本件プロジェクトの一次審査が完了するまで、Wemakeを除く不特定多数が閲覧可能なインターネット、SNSや紙面媒体等へ転載しないものとします。
8)本件プロジェクトは、改善フェーズで終了するものとし、利用規約中の第1条及び第14条各項のプロダクトの開発及び販売にかかる部分、第19条、第20条、第21条第1項のプロダクトの製品化及び販売にかかる部分、及び第21条第2項ないし第3項、第23条第3項、並びにその他販売益の還元/収益の分配に関する規定、及び開発フェーズ以降(賞金に関する事項を除く)に関する規定は、本件プロジェクトには適用されないものとします。
ENTRY
提案
みなさまの提案をお待ちしております
審査基準をよく読んだうえで、以下の情報を準備し、Wemake上の投稿フォームからご提案ください。
・コンセプトの画像1~10枚程度(CG/写真/スケッチなど)
・コンセプトの説明(タイトル・課題や欲求・ソリューションと提供価値・詳細説明)
主催企業
SDL Project
電子部品、家電製品、住宅設備機器、各種ソリューションなど、みなさまのくらしをとりまく幅広い製品やサービスをご提供し、より豊かなくらしや社会の発展に貢献しています。