LIXIL Living×IoT PROJECT

株式会社LIXIL主催

IoT技術を活用して"住まう"体験を革新する
プロダクト/サービスのデザイン

  • 賞金総額
    300万円
  • 採用点数
    3
  • 提案〆切
    終了
主催:
LIXIL (Technology Research本部)
募集内容:
IoT技術を活用して"住まう"体験を革新するプロダクト/サービスのデザイン
求める方向性:
・魅力あるユーザー体験を実現する手段が、IoT技術であること
・住まうことで得られるデータを活用した価値であること
・5年以内の事業化を見据え、具体性があること
受賞後の扱い:
受賞コンセプトは、2018年6月から需要価値検証とモックアップ開発をスタートします。検証の一環としては2018年秋の展示会(例:CEATEC、国際福祉機器展など)への参考出展を目指し、その後事業化・商品化の検討へ移行します。

LIXIL 研究戦略部
技術リサーチG
グループリーダー
小野 勝男

今回のプロジェクトは、ただコンセプトを作り上げるだけで終わりません。皆さんのコンセプトを元にプロトタイプを制作し、例えばCEATECといった公の展示会に出展し、世の中の反響やコンセプトの価値を検証することまで目指します。プロジェクトへ参加して、皆さんのアイデアを具現化してみませんか?
コンセプトといっても、こんなものあったらいいなといった抽象的な提案ではなく、もっと具体的で切実な課題を捉えた提案や、今までの生活を一変してしてしまうような大きな価値を生み出す提案を歓迎します。一緒に素晴らしいプロダクトを共創しましょう!

THEME
募集テーマ

IoT技術を活用して"住まう"体験を革新する
プロダクト/サービスのデザイン

近い将来、住まいは人間の生活をどう支えるべきでしょうか。
これからの「住まい」の在り方を考えるには、IoTをはじめとした新しく生まれてきた技術を念頭に置き、時代や技術の進歩によって変わりゆく我々の生活・文化を想像しながら、コミュニティも住まいの価値を捉え直す必要があります。

シェアリングエコノミーの発達、高齢化社会の到来に伴う介護の在り方の変化、自動運転など移動やセキュリティのかたちの変遷、そんななかで、住まいの変化を捉えつつ、住まうという行為はどのようにあるべきでしょうか?

本プロジェクトでは、特にIoT技術を活用して、5年先くらいの住まいにあるべきプロダクトやサービスを共創したいと考えています。

IoTとは?

「アイオーティー」と読み、「Internet of Things」の略からもわかるように「モノのインターネット」という意味で使われています。
一般論として、IoT とは、従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(建材、建物、駆動装置(アクチュエーター)、車、電子機器等)が、ネットワークに繋がり、それらのモノに搭載されたセンサー等からデータを収集したりモノをネットワークを介して制御したりする仕組みです。
今後、あらゆるものがネットワークに接続され、そのデータを活用することで生活のあらゆるシーンでイノベーションが起こりえます。
また、センサーやデバイス、通信インフラ、クラウドサービスの高性能化、低価格化が追い風になり、IoT の導入がより身近なものになってきています。

期待する提案

魅力ある体験から発想を

魅力的なユーザー体験を前提として、その実現のためにIoT技術が必然的に使われているような提案を求めています。

IoTならではの価値提供

ネットワークに接続されること、データを活用することにより、”住まう”体験をより良くするものを求めています。

誰もが直感的に使える

先端技術の気配を可能な限り消すことで、より人とモノ、人と人とのコミュニケーションを誘発するようなデザインを求めます。

導入ハードルが低いこと

新築でしか導入できないハードルの高いものではなく、既築のリフォームやリノベーションなど、後付けしたりすぐに導入できるものを求めます。

採用できない提案

・技術に疎い人だと使うことができないデザインのもの
・「あっても面白そう」というような、導入動機が小さいガジェット

* ガジェットとは、日用品や消耗品的なものを指します。
例えばスリッパ、ブラシ、便利グッズ的なモノだけの提案は求めていません。
今回のプロジェクトでは、“住まう”をキーコンセプトにしていて
短期使用目的のアイテムだけの提案は望みません。
ただし住まいの床や壁などと連動したデバイスで使用され、
結果的に長い間収集されたデータが、住まい手や住宅環境の改善に
つながるものは問題ありません。

LIXIL TR本部
PJリーダー
高橋 亮

コンセプトをご提案いただく上で、私たちが最も重要視することは、生活シーンのなかで様々な人が使うことに気を配ったデザインがされていることです。
また、テクノロジーは、より見えにくい控えめな方法で、人間の生活を補佐したり、欲望を満たす体験を届ける存在で在るべきだと考えています。
質問がある場合にはお気軽にご連絡ください。みなさまからの素敵な提案を楽しみにしています。

LIXILの取り組みについて

LIXILは"住まい"のあらゆる建材、具体的にはトイレ、キッチン、お風呂などを手がける住宅建材のトップメーカーとして、歩みを進めて参りました。
LIXILが取り組んでいる製品一覧をご参考ください。

SCHEDULE
スケジュール

初期提案(任意)
2018/1/31(水) ~ 3/9(金)
募集テーマをよく読んで、中身を考え抜いたコンセプトを提案してください。企業からフィードバックをもらうにはこの期間内の提案が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。

提案〆切
2018/3/25(日) 23:59
主催企業の目に留まるとフィードバックが届くので、それを参考に〆切までに提案のブラッシュアップをしてください。提案はこの期日まで受け付けています。

一次審査
2018/3/26(月) ~ 4/24(火)
主催企業による一次審査、及び知的財産権の調査を行い、5~10案のコンセプトに絞り込みます。審査通過者には事前に連絡を差し上げます。

改善
2018/4/25(水) ~ 6/11(月)
一次審査を通過したコンセプトの課題やソリューションの仮説検証を行います。また、Wemake上で一緒に改善を行うチームメンバーを募ることができます。

最終審査・結果発表
2018/7月下旬予定
最終審査では、改善したコンセプトを主催企業に対してプレゼンテーションをしていただきます。受賞したコンセプトは、主催企業にて事業化を目指して動き出します。

LIXIL TR本部
システム技術研究所
UX&Biz G
橋田 敏季

文章ベースでコンセプトが固まったら「見せ方」を作りこむ前に私たちに提案してみてください!
本プロジェクトは、
 ①3/9までに投稿されたコンセプトにはフィードバックをする
 ②そのフィードバックをもとに公募期間中は何回でも改善・再投稿して構わない
という仕組みになっていて、2018/2/26(月) ー2018/3/9(金)の期間に、それまでに投稿されたコンセプトを対象として、私たちLIXILのプロジェクトメンバーからコンセプトにフィードバックをします。

もちろん、フィードバックをもとに何度も改善したコンセプトのほうが、審査を通過する確率は高まりますので、ぜひ早めにご提案ください!(※ 1人あたりの提案数に上限はありません。)

PRIZE

最優秀賞
100万円

チームメンバーには
別途20万円(均等割)

優秀賞
60万円

チームメンバーには
別途15万円(均等割)

特別賞
35万円

チームメンバーには
別途10万円(均等割)


ファイナリスト
5万円

一次審査を通過した
優秀提案対象

×10点(予定)

※ 上記3賞の受賞対象者が複数になる可能性もございます。
※ 該当作品なしとさせていただく場合がございます。

審査の基準

ターゲットと
課題の設定

どのような人のどのような課題にアプローチしますか?それを解決する必要性を示すデータや、個人的体験を教えてください。

提供価値

どのような価値と体験を提供しますか?お客様にお金を払ってでも選んでいただける価値だと言える仮説がありますか?

実現方法

実現方法や、ターゲットユーザーの体験を考え抜いた製品提供のあり方を具体化してください。

競合優位性

これまでになく新しいことは前提として、課題に対する既存の解決策や既存の製品とくらべても大きな価値がありますか?

MEMBER
メンバー紹介

  • 橋田 敏季
    システム技術研究所
    UX&Biz G
    グループリーダー
  • 小野 勝男
    研究戦略部
    技術リサーチG
    グループリーダー
  • 並木 学
    研究企画管理部
    技術ナレッジ共創G
  • 高田 巖
    システム技術研究所
    住生活Algorithm G
    グループリーダー
  • 高橋 亮
    システム技術研究所
  • 小川 祥司
    システム技術研究所
    UX&Biz G
  • 諏佐 宏美
    システム技術研究所
    UX&Biz G
  • 横井 丈誌
    システム技術研究所
    UX&Biz G
  • 加藤 嘉洋
    研究企画管理部
    技術ナレッジ共創G
  • 三浦 正嗣
    研究戦略部
    技術リサーチG

INFO
補足情報

コンセプトの初期提案について

コンセプトの画像は高いレベルで視覚化されているにもかかわらず、コンセプトの方向性が企業の期待するものと異なっているために審査対象に残らないコンセプトが数多くあります。
そのため視覚化は最低限にしておき、考え抜いたコンセプトを先に企業に提案することで、企業が興味を持つ方向性であるかを確認することを推奨しています。
初期提案をしていただいたコンセプトが、主催企業の目に留まるとフィードバックのメッセージが届くので、それを参考に提案〆切までにコンセプトのブラッシュアップをすることができます。
必ずしも全てのコンセプトに対して行うわけではありませんが、募集テーマに沿った中身のある提案にはできるだけフィードバックをさせていただきます。

事業化プロセス

■ 最終発表会+表彰:2018年6月上旬(決定し次第メールマガジンにてお知らせします)
■ プロトタイプ制作予算獲得:2018年6月以降
■ プロトタイプ制作プロジェクト開始:2018年6月以降

賞金及び決定プロセスについて

賞金
最優秀賞:100万円(1点):チームメンバーには別途20万円(均等割)
優秀賞:  60万円(1点):チームメンバーには別途15万円(均等割)
特別賞:  35万円(数点):チームメンバーには別途10万円(均等割)
参加賞:5万円(1次審査を通過した全員に授与されます)

※ 特別賞の受賞件数は確定しておりません。
※ 「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
※ 賞金にかかる源泉税、復興特別所得税などの税金はLIXILで負担してお支払いします。

※ チームメンバーとは、コンセプト改善に進んだコンセプトに対して、参加申請を行い承認された方を指します。
※ 万が一、チームメンバーの資格を得たにもかかわらず、コンセプト改善活動に参加していないと主催メーカーが判断した場合には、分配金を受け取る資格を喪失するものとします。

応募規約(権利の扱い)

  • 応募時点で全く同一または一部共通点のある企画、開発がプロジェクト主催企業内で進行中の場合があることをご了承ください。受賞とならなかった応募コンセプトにプロジェクト主催企業内で企画又は開発した技術、アイデア又は意匠と同一のものが含まれている場合がございます。この場合、プロジェクト主催企業は自己の企画、開発の実施および事業化や、知的財産権の取得に制約を受けないものとします。以上に懸念がある場合は、応募をご遠慮ください。
  • 本プロジェクトにおいて、利用規約に規定する条件から変更された条件について以下に記載しています。本プロジェクトにおいて、投稿していただく場合は、利用規約の内容、本プロジェクトの募集要項の内容及び本応募規約の内容にあらかじめ同意していただく必要があります。
  • 投稿コンテンツの受賞が決定した場合、利用規約の定めに関わらず、投稿コンテンツに関する特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条及び第28条所定の権利を含む)等の知的財産権はプロジェクト主催企業に移転及び帰属するものとし、ユーザーはあらかじめこのことを承諾します。この場合、知的財産権は、ユーザーの新たな意思表示を必要とすることなく、プロジェクト主催企業に帰属します。
  • ユーザーは、著作者人格権又は実演家人格権を有する場合においても、プロジェクト主催企業及びプロジェクト主催企業から正当に権利を取得した第三者に対し、これらを行使しないものとします。
  • 権利の譲渡対価は、プロジェクトの募集要項に定めた賞金をもって充てるものとします。ユーザーは、賞金のほかその他の金銭的給付(利用規約に定める販売益を含む)を請求しないものとします。
  • 事前審査の段階で、プロジェクト主催企業がユーザーが投稿したコンセプト(以下、当該コンセプトを投稿コンセプトといいます。)に関する知的財産権の取得を希望する場合があります(以下、当該コンセプトを特選コンセプトといいます。)。この場合、利用規約の定めにかかわらず、プロジェクト主催企業がユーザーにその旨の通知と募集要項に定める受賞各賞のいずれかの賞金に相当する対価(以下、当該賞金を特選賞金といいます。)の支払いをもって、投稿コンテンツに関する特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条及び第28条所定の権利を含む)等の知的財産権はプロジェクト主催企業に移転及び帰属するものとし、ユーザーはあらかじめこのことを承諾します。この場合、知的財産権は、ユーザーの新たな意思表示を必要とすることなく、プロジェクト主催企業に帰属します。特選コンセプトが後に受賞作品にも選ばれた場合は、特選賞金は受賞賞金の全部または一部に充当されます。
  • 投稿コンセプト及び投稿コンセプトに関連して提供するコンテンツがオリジナルに制作されたものであること及びそれらのコンテンツが第三者の所有権、特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条及び第28条所定の権利を含む)等の知的財産権、産業知的財産権、肖像権及びその他一切の権利を侵害しないことを、プロジェクト主催企業に対して保証するものとします。
  • 本プロジェクトにおいて、ユーザーは、プロジェクト主催企業が選んだ入選コンセプト及び特選コンセプトと同一のコンセプトについて、プロジェクト主催企業と競合する他の住設建材機器メーカーに対してビジネス・事業等の受託・請負等をしてはならないものとする。
  • 投稿コンテンツが、オリジナルでない、もしくは第三者の知的財産権の侵害となる場合(投稿後に侵害となった場合を含む)は、受賞結果発表後であっても受賞を取り消す場合があります。
  • 本プロジェクトにおいて、ユーザーは、プロジェクト主催企業に対し、投稿コンテンツの複製、改変、翻案、頒布、展示、貸与、販売活動等を行うことについて許諾するものとします。
  • プロジェクトは、改善フェーズで終了するものとし、利用規約中の第1条の一部、第14条第1項の一部、第21条第1項の一部、第23条第3項の一部、第14条第7項、第21条第3項その他の販売益の還元/収益の分配に関する規定および第14条第3項、第19条、第20条その他の開発フェーズ以降(賞金に関する事項を除く)に関する規定は、本プロジェクトには適用されないものとします。

ENTRY
提案

みなさまの提案をお待ちしております

審査基準をよく読んだうえで、以下の情報を準備し、Wemake上の投稿フォームからご提案ください。
・コンセプトの画像1~10枚程度(CG/写真/スケッチなど)
・コンセプトの説明(タイトル・課題や欲求・ソリューションと提供価値・詳細説明)

主催企業

株式会社LIXIL
世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まい。
LIXILは、人びとの住まいの夢を実現するために、先進的な技術と製品を開発、提供しています。
LIXILは、2011年に国内の主要な建材・設備機器メーカー5社が統合して誕生しました。以後、GROHE、American Standardといった世界的ブランドを傘下に収め、日本のものづくりの伝統を礎に、世界をリードする技術やイノベーションで、日々の暮らしの課題を解決する高品質な製品をグローバルで幅広く提供しています。

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