テーマ概要

個人のニーズが加速度的に多様化・細分化している現代では、作り手が個々のニーズに対応したものづくりをするのが難しくなってきています。そこで、作り手が商品の基本形を"オープン"にし、使い手が自分を取り巻く環境やニーズにあわせて派生形を"デザイン"する、新しいかたちの共創が生まれてきています。

本プロジェクトは使い手が自らの生活にあわせて改変をしやすいダンボール、中でもより家具に適した ハイプルエース という素材を用いて、オープンにデザインを行い、新しい家具のかたちを商品化する取り組みです。 生活者のニーズを見つめ直した、ダンボールだからこそ活きるコンセプトをお待ちしております。

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ハイプルエースとは

軽量かつ強靭な優れた特徴を誇るハイプルエースは、木材やスチールに代わる重量梱包材として世界の主要企業で採用され、厚い信頼を寄せられております。 家具としてもその特徴を発揮でき、加工適性にも優れております。使用後の廃棄に関しても、100％リサイクル可能であり、地球環境に優しい素材です。 素材　　 ：積層枚数が2層のハイプルエース2A、3層のハイプルエース3Aがあります 最大寸法 ：ハイプルエース1枚あたり1500mm×1500mm以内 厚さ　　 ：2Aは約10mm、3Aは約15mm ハイプルエースの詳細はこちらをご覧ください。

デザインのポイント

お客様の手元には、組み立てに必要な説明図とカットされたダンボールのキット形式でお届けします。 組み立てはお客様の手により行われますので、組み立ての際に"一工夫"をさせる余地を残すのもデザインの醍醐味かもしれません。 また、デザインの際には、以下の点にご注意ください。

• ダンボール同士を面で貼り合わせる構造は製造コストがかさむので避けてください。
• ダンボール以外にも身近で手に入るものであれば利用可能ですが、主要部材はハイプルエースとします。

そのほかに、提案時に必要となる加工方法・素材などの質問があれば、こちらからお問い合わせください。

受賞作の中から商品化

ユーザー投票、もしくはメーカーピックアップにより選ばれたコンセプトは、メーカーによる試作をもとに、コミュニティと協力してコンセプトを改善することができます。 改善後の最終審査によって選ばれたコンセプトは、王子産業資材マネジメントのもとで商品化します。 商品はWemakeショップや小売店に並び、あなたの提案した商品が全国の人々に使われ、売上から約3〜5%のロイヤリティを継続的に還元いたします。

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スケジュール

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募集要項

募集内容 ：オープンデザインを活用した新しいダンボール家具 投稿期間 ：2015/5/25(月)〜6/21(日) 結果発表 ：2015/10/15(木) 最優秀賞 ：1点　商品化+5万円相当賞品+ネピアギフト券 優秀賞　 ：2点　商品化検討+3万円相当賞品+ネピアギフト券 ※1. 商品化した場合、売上から約3%~5%のロイヤリティを投稿者に継続的に還元いたします。 ※2. ロイヤリティの割合は商品化を決定後に、原価見積もり等から正確な値を決定します ※3. 直販の場合は製品の販売価格（上代）を売上とし、小売の場合は卸価格（下代）を売上とします。 (※3につきましては事前の説明が不十分だったため追記いたしました。)

主催 ：王子産業資材マネジメント株式会社・Wemake 後援 ：王子インターパック株式会社 お問い合わせ ：こちらからお願いします

応募にあたって

募集テーマ・利用規約に沿ったコンセプトを、以下の項目を明記の上、Wemake上の投稿フォームから、投稿期間内にご応募ください。その際に、ターゲットユーザーと利用シーンを明確にすることを意識してください。

• コンセプトの画像6枚以内（CG/写真など）
• コンセプトの説明（タイトル・概要・発想に至った経緯・実現する未来）

※横4:縦3の比率で5MB以下の画像を推奨します（例1024x768） ※投稿されたコンセプトは事前審査の後にWemake上に掲載されます。

事前審査の基準

• コンセプトをわかりやすく表現できていること
• 既存の商品にとらわれない新しい発想が盛り込まれていること
• 製品化を見据えた提案であること

以上の基準のもと、王子産業資材マネジメントとWemake運営スタッフが事前審査をいたします。

その他特記事項

賞によっては「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。ユーザー投票による結果とは別に、ポテンシャルを評価してメーカー担当者が数点選ぶメーカーピックアップを行うことがございます。

権利の扱い

利用規約に基づき、原則的に利用者の方が提供するデザイン・コンセプト等のコンテンツに関する著作権、特許権、意匠権等の知的財産権は各成果物を作成した者に帰属するものとします。 事前審査の際、一般に公開する前に意匠権・特許権を申請したほうが望ましいと主催企業が判断したコンセプトについては、主催企業の費用負担による知的財産権の保護・申請処理が行われます。この場合の知的財産権の帰属については、当該コンセプトの作成者の方と主催企業で別途協議のうえ、決定いたします。