最優秀賞

審査講評
子供に絵本を読み聞かせてあげたいという親の思い実現するために、普段何気なく使っている「駅」というアセットを活用することに着目された点が、本アイディアの最も優れているところです。駅をご利用いただくお客様にとって、新たな「彩り」を添えられるポテンシャルが、駅にはまだまだあるのだということに気づかされました。絵本に限らず、今回のご提案を参考に、様々な目線で駅というものを改めて見つめ直したいと思います。

優秀賞

審査講評
フードロスの解消という環境課題に対し、駅ナカ店舗やホテルなど駅近隣のステークホルダーと、消費者の行動パターンとを、駅というタッチポイントでマッチングするというアイディアがとても良かったです。また、駅を一つの「物流拠点」と捉えたのも良いポイントでした。デジタル技術が進んできた現在において、鉄道に新たな価値を付加しつつ、社会課題を解決できるアイディアとして、今後のサービス開発の参考にします。

優秀賞

審査講評
車両ごとの混雑状況を見える化するという初期構想を元に、リソースに対する課題を踏まえ、お客様のご利用実態や意識調査を深掘りによりターゲット及びソリューションを改善された点が高く評価できる点です。本当のお客様のご要望やペイン、実はお客様同士で意識や捉え方に齟齬があるなど、深掘りしなければ得られない要素が多く盛り込まれたご提案でした。特にベビーカーユーザーに対しての潜在需要やサポーターの考え方は良い着眼点だと感じました。今後の技術開発やサービス改善の参考にします。

特別賞

審査講評
「迷う」というペインを解消するために、万国共通の「数字」と、ゲーミフィケーションとの組み合わせに着目されたソリューションは、拡張性に富んだ興味深いアイディアです。案内サインを充実させるにはスペース的な限界があるため、駅や街が発展し複雑になると、限りある案内サインでは不十分になりがちですが、ご提案内容であれば、案内サインに頼らなくても移動できるようになると思います。今後の駅開発の参考にします。

総評